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The road to hell is paved with good intentions | 地獄への道は善意で敷き詰められている

The road to hell is paved with good intentions という、
海外の格言。
この言葉の意味は、日本語にすると

地獄への道は善意で敷き詰められている



という意味です。少し、恐い訳になりますが、その意味について。

これは、善意を持っている人、いわゆる「いい人」であっても
それが必ずしも正しいとは限らない。
むしろ、「いい人」の「善意」であるが故の危険をはらんでいることを指摘しています。

この記事を読んでくれている方の身近にも
もしかしたら、いわゆる「いい人」がいるかもしれません。
その人が善意で言っていることは、なんとなく、断りにくかったり
ムゲにしずらかったりします。

ここが、危ないのです。

組織になれば、「誰の」意見か、などは関係ありません。
組織、例えば会社であれば、さらに成長するための意見や検討事項、決めが必要とされるのであり
「誰の」意見か、などと言ったことは二の次となります。
しかし、ここがブレてしまうと、善意から生まれた間違いを受け入れてしまうかもしれません。

この「善意から生まれた間違い」が恐いのは
パッと見は、「悪い」ものには見えない、ということです。
さらに、その「いい人」自身も善意での意見であり、正しさを信じているため
一つ間違うと、多数派になってしまいます。

いかにも悪そうな人、あるいは悪意が透けて見えるようなものであれば、それはわかりやすいため
判断しやすいし、受け入れられにくく
多数派になることは、その意見がよほど正しくない限りはないでしょう。

この、「地獄への道は、善意で敷き詰められている」という言葉は
「単純な悪」よりも「善意から生まれた間違い」の方が、より恐ろしく、危険であるということを
見事に表現していると思います。

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